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統合失調症持ち 元ITエンジニア女子の日常

理系卒、客先常駐型SE経験のあるITエンジニア女子が、20代をはじめとする理想の働き方について追及していきます!また、統合失調症の闘病記を書いていきます!twitter:@26_hidamari

統合失調症による隔離と拘束

ご無沙汰しております。自由ねこです。

今回は統合失調症で入院した当初の記憶についてです。

 

1.隔離 - 猫の檻 -

統合失調症の私は、初めて病棟に入ってまず、とある部屋に隔離された。

まだ夢と現実の区別がつかなかったこの頃は、スマホアプリの脱出ゲームの中にでもいるのかと認識していた。ベッドで看護師さんに無理やり寝間着を着せられ、脱出ゲームが始まった。

部屋にはベッドにトイレ、小さな段ボールでできた机、1月のカレンダー、そしてヒントを貰う時用のナースコールが設置されていた。

 

脱出するためには現在の時刻を正確に、ナースコールで伝えるというルールだった。すぐにクリア不可能だと悟った私は脱出することよりもそのゲームを存分に楽しむことを選んだ。

部屋の外は小学校に似ていた。ベッドからスタートした私は、0歳から生まれ変わったのではないかと悟った。ここからは私の妄想の世界 - 私は猫。家出をして病院に拾われた猫。そしてこの部屋は猫を飼育する檻なんだ。猫が人間になるための訓練をしているんだ。 - そう思い、一人でしりとりしたり、動き回ったり、歌を歌ったり、一人で異常行動していた。

 

2.拘束 - 飛行機 -

先生と看護師さんがいた。私はいつの間にか別の部屋のベッドにいた。

私は看護師さんに、猫を育成するスマホアプリのキャンペーンに当選し、私はえらい猫でベッドの下にいる猫の神になったと知らされた気がした。私は日本中の猫を守る神になった。日本はベッドで神は私。そんな妄想をしていた。私がベッドを撫でればその地域にいる猫たちは安心する。私がベッドで涙を流せばその地域では雨が降る。

 

そんな遊びをしていたのもつかの間、看護師さんたちが来た。私はあくまで’日本’の神であって、それを上回る神が看護師さんたちだったのだ。

’当選’という言葉にまんまとつられ、自分が犯した罪への反撃が始まった。そう、身体拘束が始まったのだ。

 

目が覚めたら私は鋼のような拘束帯でベッドに貼り付けられていた。ベッドには誰も来ず、私は永久凍結したのだと感じた。誰も来てくれない、ベッドから落ちたくても落ちられない、地獄に閉じ込められた、私は死んだ。そう悟った…。

 

再び目が覚めたら点滴で養分を与えられていることに気づいた。手元には古いゲーム機のようなものがあり、どうやらナースコールのようだった。ここが地獄だというのはどうやら勘違いのようだった。担当の看護師さんがベッドの角度を寝やすい角度やご飯を食べやすい角度に換えてくれた。意識が戻るまではゼリー食を食べていたようだった。いうなれば飛行機の座席に座っているような感覚だった。

幸いなことに、両親も面会に来てくれて、ここは地獄じゃないんだ、まだやり直せるんだ、と勇気が出て、とてもうれしかった。これは地獄から抜け出すための訓練だ。徐々にポジティブな意識が戻り始め、日々入院生活を過ごしていった。

 

まとめ

統合失調症による隔離と拘束、とてもつらかったです。

しかし時間の経過や看護師さん、両親の支えがあって早く解除されたのだと思います。

当初はなぜ点滴されているのかすら理解できませんでしたが、今では感謝してもしきれないくらいです。

まだ完治ではないですが、医師の判断を守って生活していこうと思います。