新卒で統合失調症になったけど、人生逆転した話
ご無沙汰しております。自由ねこ(@26_hidamari)です。
統合失調症になってから約1年半が経過しました。
統合失調症の初期はただ生きることさえもつらく、毎日苦しい日々を過ごしていました。
でも1年半たった今、毎日が充実しています。
そして思うのです。私、人生逆転できたなあ!と。
人生逆転といっても、それはどんな人生のことを言うのかは、人それぞれ違うと思います。
貧乏だったけどお金持ちになれた、非モテだったけど結婚して家庭を築けた、低学歴だったけど超大手企業に勤めることができた、など、いろいろありますよね。
でも私は特にそのような人生を歩んでいるわけではありません。
じゃあどういう風に人生逆転したのかというと・・・
ストレスのない毎日を過ごせるようになりました!!!
・・・え?って思う人もいるかもしれません(笑)。
でもこれって、とっても重要なことなんじゃないでしょうか?
私はお金持ちになったわけでも、結婚して家庭を築けたわけでも、優良企業に入社したわけでもありません。
むしろ今は傷病手当で生活しているため貯金も増えにくく、恋人もおらず、就労移行支援所に通っているため就職もできていません。
こんな私の現状を見て、コイツ底辺の人生を送っているな、と思う人もいるかもしれません。
でも私はこれでも人生充実していると思うのです。
なぜなら、趣味に没頭できるほどの時間やお金があるし、一緒に遊んでくれる友達がいるし、仕事によるストレスがないからです。
では、どのようにしてこのような人生を送れるようになったのか、述べたいと思います。
趣味に没頭できるほどの時間やお金がある
統合失調症をはじめとする精神病持ちの方の大半は、傷病手当や障碍者年金などで暮らしている方が多いでしょう。
なので就職を焦らなくても困らない程度のお金はあるはずです。
また、仕事が原因で精神病になったなら医師からも長時間労働は止められているだろうし、自分の時間を十分作れるでしょう。
よって、精神病を患わっていても趣味に没頭できるほどの時間やお金は作れます。
一緒に遊んでくれる友達がいる
年を取るにつれて、学生時代の友達と疎遠になることが多いですよね。
年を取ってから新たに友人を作るのは、難しいと考えている人もいるかもしれません。
でも今の時代、友人を作るのはそう難しくはないのです。
なぜならTwitterやインスタグラムをはじめとするSNSの普及により、同じ趣味や症状を持った人と簡単に交流ができるからです。
もちろんネットで知り合った人と実際に会うのはおすすめできませんが、別にリアルで交友関係を持つことだけが友達じゃないと思います。
気に入った投稿にメッセージを送るだけでも、交友の輪は広がるでしょう。
また、入院した病院やデイケアなどで、同じ精神病持ちの方と関わる機会がありますよね。
そんなときに自分から声をかけてみると、案外将来長い付き合いになるかもしれません。
実際に私も入院した病院の仲間と定期的に食事をしたり、デイケアの友達とLINEのやり取りをしたりと、交友関係が増えました!
人って、自分の居場所がないと生きていけないんです。
それはリアルのコミュニティでもネットの世界でも構いません。
リアルでもネットでも仲のいい友人が1人でもいれば、楽しさは何倍も増すでしょう!
仕事によるストレスがない
…まあ現在は就労移行支援所に通っているので一概に仕事をしているとは言えませんが(笑)。
それでも自信がないうちは焦って無理に働くよりも就労支援所で訓練したほうが断然いいです。
なぜなら給料よりもストレスの有無のほうが健康に影響があるからです。
給料のために嫌な仕事を我慢して体調を崩すよりも、給料は少なくても安心して働き続けることのほうが圧倒的に良いですよね?
また、今は正社員のプログラマーを目指していますが、働き出したら時間に余裕がなくなり、仕事によるストレスを感じるのではないかと思う方もいるかもしれません。
でも最初は大変でもその分やりがいがあるし、もしあまりにもひどい環境で会社を辞めることになったとしても、スクールや仕事で得られた知識は残っており、いくらでもやり直せるからです。
それにプログラマーとして就職できなかったとしても、アルバイトや在宅ワーク、ブログなど働き口はいろいろあります。
仕事ではストレスをためず、楽しくできるような仕事を見つけましょう!
まとめ
統合失調症になって一時は人生のどん底に落ちたと思いましたが、今は一転して充実した日々を過ごしています。
一度大病を患ったとしても、人生はやり直せます。
充実って、大金持ちになるとか美男美女と付き合うとか超大手企業に勤めるとか、別にビッグなことじゃなくていいんですよ。
大きな夢を持つよりも、まずはストレスのない毎日を送れるよう、人生をカスタマイズしてみてはいかがでしょうか。